マンガ 日本の歴史〈1〉秦・漢帝国と稲作を始める倭人 (中公文庫)のレビュー

衝撃の一冊
歴史マンガとしてはとても素晴らしい出来です。読んでいて非常にためになると感じました。

しかし、少々過激な内容があることが気掛かりでした。歴史モノの扱う内容として相応しいのですが、読む方によっては嫌悪感、または多大な悪影響を及ぼすことが予想されます。
真夜中、全裸の村民たちによって行われる儀式。それは正に合体フェスティバル。祈祷的意味があるにしろ、その絵面はどうしても猥褻に映ってしまいます。

自分はこれを中学生の頃に学校の図書館で読み、非常に大きな衝撃を受けました。幸い、動揺を表に出さないよう一通り読み終えた後、自分がそっと棚に戻したため事無きを得ました。ですが、これが若気溢れる青少年男子の手に渡ればこれだけでは済まなかったでしょう。

大人のための、とある通り、これをお子様方に与えることは推奨できません。勉強にはなるので真に残念ですね・・・・


まぁ、この巻以外を見ればいい話なのですが。
子供向きではありません
子供にと購入しましたが、女性の裸がでてくるなど小学生には不向きな内容です。
画は上手いのだが、資料の読み込みが甘い!完結しているだけで奇跡に近いが。
大人向けの日本史漫画。いや「萬画」か。

巻数は多いのだけれど、中高生が読むとちょっと分かりにくい。
単純に日本史を学びたいと思うなら小学生向けで出ている「漫画 日本の歴史」を読んだほうがいい。
内容的にもある意味、小学生向けのほうが優れているなと思う。
もっと詰め込めたはずなのに、巻数がある分、1冊1冊がスカスカした感がどうにも消せない。

秀吉を
「元々、血を見るのが嫌い」な「慈悲深い大将」
なんて作中で言わせているのは資料の読み込みと考察が甘いと思います。

石ノ森先生の生前にちゃんと完結できたことが今考えてみれば唯一の「誇れる点」かも。
これで未完だったら、出版社側も「大恥」かいたところだったでしょう。
よい企画だったと思います。
縄文時代や弥生時代というのは近年も相次ぐ考古学的な発掘により歴史は何度も塗り替えられている。

そんななかでの、石ノ森氏の執筆です。

考え方はいろいろあると思いますが、漫画による概要の把握というのは、対子供としてだけではなく、対大人としても、効率よく情報を伝えてゆくことが出来るものですから、こういう漫画はどんどん読んで、いろいろな物事に対しての概論?的なものを自分の脳裏にストックしてゆくと人生は豊かなものとなるように思えます。

学習漫画日本の歴史 20巻+別巻2冊 22冊セットで買っちゃえばよいのですが、なかなか一度には読みこなせないですよね。

日本史を知ろうというときに、学習用の教科書を用いることも多々ありますが、どうしても教科書からは、歴史の必要最低限の要素しか知ることは出来ないと感じます。

ようやく本題ですが、1巻の内容は、タイトルどおり中国の史書と日本の遺跡から推測される、古代日本の様子です。
読みやすい
そんじょそこらの歴史マンガよりも絵がうまい。日本の歴史を復習したい人におすすめします。